福島宿を探る

木曽谷の中心地として栄えてきた町
江戸時代から37番目の宿場で、関所が設けられ、山村代官が在住していました。木曽谷の中心地として古くから栄えてきた町です。残念ながら昭和2年5月の大火により、ほとんどが焼失してしまいましたが、再建した家はまだ板葺屋根形式で重石を載せた家でしたので、その面影は残っています。
特に上の段地区は大火から逃れたため、古い家並みが残っており、出梁造り・袖うだつ・千本格子などの建物が江戸時代からの水場と調和しています。夜になると行燈に火が灯り、1年を通して和むことができます。
福島宿の路地めぐり(動画)